大般若経転読法要のご案内

大般若経転読法要のご案内

「西遊記」というお話はとても有名です。
三蔵法師がお釈迦様の説かれたお経を求めて、遠くインドへと過酷な旅をして、多くの経典を中国に持ち帰ったというお話です。しかし、どのような経典を持ち帰ったのかということはあまり知られていません。

大般若経(600巻)は、その際(630年頃)に三蔵法師が中国に持ち帰ったお経の中でも大変重要な経典です。その後、三蔵法師みずから翻訳の指揮を取り、663年に完成させました。世間に有名な「般若心経」は、この膨大な600巻のお経を要約したものであるという説もあります。

葛飾区登録文化財を公開します

西光寺の寺宝として、葛飾区文化財に登録されている「十六善神」という大般若経の守護神を描いた掛け軸があります。この十六善神の掛け軸があるということは、その昔、西光寺に大般若経600巻があり、大般若法要が執り行われていたことを示しています。時代と共に失われてしまった「大般若経600巻」が12年前から再び西光寺に安置されておりますことは、西光寺檀信徒皆様の西光寺への暖かいお気持ちと信仰の象徴であり、仏縁あってのことと心より感謝しています。

4年に一度の大法要として、お亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、檀信徒皆様の益々のご健勝とご発展を願い、仏天の大般若(大いなる智慧)とご加護を祈念いたしまして別紙のとおり大般若転読法要を執行いたします。

本年は13名の僧侶により盛大に法要を執り行います。

檀信徒さまでない一般の方でもご参加いただけます。
ぜひ皆さまお誘い合わせのうえ、どうぞご来場下さい

大般若会 2016年厳修

大般若経600巻中の1巻の経本にお名前と御祈願文をお書きして
当日の大般若会法要にてご供養いただけます

ご祈願をご希望の方はダウンロードボタンから申込書をダウンロードして
ご住所・お電話番号・ご氏名・祈願文をご記入のうえ

西光寺までFAXしていただくかご郵送にてお申込みください。
〒124-0011 葛飾区四つ木1-25-8 西光寺
FAX:03(5670)0300

天台宗 西光寺HP