護摩供養

護摩とは、古代インドの言語であるサンスクリット語で[homa(ホーマ)が語源と伝わっています。
不動明王を本尊として招き、火炉に護摩木を焚いて穀物などの供物を投じて供養する修法です。
供物を火炉に投じると火焔となって天に上り諸天の口に達し、それに応えて人間の願望をかなえてくれるという信仰が密教に取り入れられたものといわれています。西光寺では50年ほど前まで護摩供養を行っていましたが、本堂の大改修を機に護摩を修すことを休止していました。この度、東京教区の高僧をお招きして初護摩を修していただきました。

本堂内は護摩が行えないので、境内で青空のもと護摩を修しました。
とても小さな護摩壇ですが、行者のエネルギーが火炉に伝わり、火柱が炎炎と燃え上がっていきました。

この夏に比叡山で四度加行という修行をしてきた西光寺の若僧も護摩行に励んでおります。

天台宗 西光寺HP