聖徳太子像

葛西三郎清重の自作。腹部が空洞になっており、御腹籠に親鸞聖人の作といわれる阿弥陀如来像が入っています。 左手に笏、右手に柄香炉をもつ、いわゆる「孝養像」です。 また、太子像の襟元内側に「暦応四巳(一三三八) 四木云々」とあり、この地が四ツ木といわれる由来とも言われています。 国内にある聖徳太子像のうちでも製作年が古く、形容もよく整った秀作です。 葛飾区重要文化財に指定されています。

御腹籠阿弥陀如来像

聖徳太子像のお腹の中に入っています。親鸞聖人の自作といわれています。